第一章 雑草にも花は咲き
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俺の住居は、駅ビルの屋上で、元は風呂屋のロビーであった。 ロビーは、内装が良かったので、そのまま使用している。 大きな窓からは、駅前のロータリーが見えていた。 中々綺麗な景色であるが、ここは幽霊が出ると言われ、安価で貸し出されてた。 その幽霊というのは、壱樹村とのリンクであれこれ見えてしまう現象で、 それは今も健在であった。 俺は、壱樹村の出身であるので、それは問題がない。
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