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「・・・どうしたの?」
失速したまま固まっている俺の頬を撫でながら、夏鈴が俺に唇を重ねてきた。
可愛いし、エロイし、最高なのに、胸が痛くて声も出ない・・・。
「晴馬? どこか具合悪くなっちゃった?」
目を閉じたまま夏鈴が俺に触れてくる感触と声と匂いに包まれたくて、ジッとしていた。
動かなくなった俺に絡みついてくる夏鈴の必死さに、益々胸が締め付けられる。
とうとう夏鈴は立ち上がって俺の顔面に自分の胸を押し付けて抱きかかえた。
吸い付いたらすべてがもちもちしている最高の感触に、俺は顔面を擦りつけて甘えた。
「きゃはは・・・くすぐったい・・・でも、元気出た?」
俺は夏鈴を押し倒して、顎や首に強く吸いつきながら乳首を指先で弄った。温かい身体がビクンと跳ねるから、夏鈴を抱いている実感が沸き上がってくる。
「雑念だらけ・・・」とつぶやくと、「雑念ぜんぶフッとばしてあげる」と言って、夏鈴は脚を開いて俺の腰に絡みついた。
「元気出して、お兄ちゃん。夏鈴、なんだってしてげるよ?」と無邪気に言ってくれちゃって、可愛くてたまらん。
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