第3章 親になっても愛し合いたい

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魂同士が触れ合うセックスがあるなら、俺もそんなのが良い。 夏鈴の魂に触れたら不老不死も夢じゃなくなる気がする。 こんなに俺を求めてくれる女は夏鈴しかいない。 夏鈴だから嬉しい。 夏鈴だから愛しい。 さっきよりも優しく、慈しむ気持ちで彼女が気持ち良くなるように丁寧に愛した。 オーロラを見ながらセックスしたことを思い出していた。 あれは神秘的な体験だ。 でも、今日のこともそうだし、ようへいさんの時もそうだったけど・・・。 俺はたぶん間違いなく、普通の人よりも人生得しているんだろうな。 死んだ人たちとまた話が出来るなんてことが、本来ならありえないことなのに。 この力のお陰で、夏鈴は苦労も多い。 俺は夏鈴の防波堤になれているのか? ・・・男として、夏鈴を守りたい。 守り続けて行きたい。 「は・・るまぁぁぁぁ・・・・・・・」
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