第3章 親になっても愛し合いたい

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夏鈴がイッた時に俺の名前を呼んでくれるから、俺はすぐに追いついて同時に果てることができる。 無防備な身体同士を重ね合わせて、ドクドクと鼓舞する心臓がシンクロする。 なんともいえない至福の時間が流れる・・・。 「・・・ハァハァハァハァ」 「・・・すっげ・・・」 「・・・うん・・・最高・・・」 俺達は目と目を合わせて笑い合った。 こんなに身も心も満たされる女に巡り合えた人生は、確かに何が起きても幸せに違ない。 夏鈴がいれば俺はきっと自信を持って生きていける。 自分の可能性を信じて、俺は独立できる。  
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