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燿馬も恵鈴もすっかり叔母夫婦に慣れて、ニコニコ可愛い顔して笑ってやがる。
「晴馬、おはよう。
さっき、聞いたよ?
父さんに会ったんだってねぇ。いいなぁ・・・。私も会いたかったなぁ」
「・・・おはよう。
そういや、姉ちゃんのことはなにも言ってなかったな・・・親父」
「そういうこと、言わないでくれる?傷付くじゃん!!」
「えっちゃんのことなら、私に伝言を残していますよ。
でも、その時までは言ってはいけないんです・・・すいません」
夏鈴は申し訳なさそうにそう言った。
親父は夏鈴にメッセンジャーまで頼んだらしい。
「その時って、どのとき?」
「それは、まだ私にもわかりません」
「・・・ふうん・・・」と、姉貴は唇ととんがらせてガキみたいに拗ねた。
「夏鈴ちゃんを困らすなよ」と、トシさんが呆れたように注意してくれたから、俺は何も言わず。
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