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家族や地元の同級生たちとは上手くいかなかったけれど、店長さんと食べたランチメニューは確かにわたしを助けてくれた。
大学で親友に出会えたし、たくさんの好きなものをみつけることが出来た。
わたしにとって店長さんは、命の恩人。わたしはちゃんと、生きているから。
「いらっしゃいませ」
キッチンはぴねす。
ドアを開けると元気な店員さんの声。
店員さんはあの頃と違っているけれど、あの日と同じ匂いがわたしを笑顔にしてくれる。
とにかく食べたい。店長さんに会うのはそれからでもいいかな。
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