第十四章 相愛

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ゆっくり、お互いの体温を感じるように唇を重ねた。 密着した身体、ミナトの匂いや体温が心地良い。 「・・・リン、分かる?」  密着した下半身でミナトが興奮してくれてるのが分かる。  至近距離で、小さく頷いて俺も自分の状態を押し当てて主張した。 「・・・~っ、リン、ベッドいこ。」  そのままベッドに座らされ、上の服をはぎ取られた。 「・・・っみな・・・っあ、」 胸の辺りを手のひらで弄られて、耳や首にキスをしながら徐々に下に降りてくる。 舌で首や、鎖骨をなぞるように舐めて、胸の飾りを含まれると身体に電流が走ったみたいに跳ねた。 「ん、ぁ・・・ッッ」 久しぶりの刺激は強くて、下半身がじんじんと疼く。 「リンからキスしてくれた時、凄く動揺したんだけどさ、滅茶苦茶嬉しくて・・・理性が飛びそうだった。」 「・・・っん!そこで、・・・っしゃべんなぁ・・・っ」 チュッと強めに吸い付かれて、軽く歯を立てられる。 「・・・ん、・・・っいた、」 噛まれた所がじんじんして、優しく舌で撫でられるとムズムズする。 「今だって、飛びそうなんだよ。 リンを怖がらせたくないから。必死なんだよ、俺。」 左手で俺の下半身をゆったり撫でる。 ズボン越しのその刺激は物足りなくて。 「・・・っく、あ、・・・いいから。怖がったりしない・・・。 隠し事は・・・ナシ、だろ。」 「・・・うん、わかった。・・・でも先に謝っておくわ。 ・・・ごめん。」 座っていた俺は、肩を押されてベットに沈む。 ズボンを下着ごとはぎ取られて、一糸まとわぬ姿になる。 しっかり反応しているトコロを見られたくなくて、足を閉じるけれど、 「・・・何?隠してるの?」 ミナトも上半身の服を脱いで、俺の腰の横に手をついた。 胸をまた含まれてそのまま下に下に降りてくる。 ・・・でも疼いているトコロには触れない。 臍のあたりや、骨盤のあたりをねっとりと舐められると、くすぐったいけど、気持ちよくて。 段々力が抜けてきた。 「・・・っはぁ、・・・っはぁ、」 なんだか自分の身体を隅々まで見られているようで、 「・・・っわ、」 ミナトが俺の左足を肩に担ぐ。 「・・・イイ眺め。」 そのまま俺の太ももに吸い付いた。
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