第一章

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第一章

 俺には人に言えない秘密がある  家族にも、友人にも。  それでもよかった。 大切な場所を守れるなら、大切な人たちと笑えるなら。 それを守る為なら、自分を騙すことなんて容易いこと。 ・・・きっと本当の事なんか話したら今までと同じ関係じゃいられなくなる。 だから俺は今日も自分を騙す、、、。 自分の居場所を守る為に。
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