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驚きに固まっているうちに勇士郎のモノも大きく分厚い手に包まれて、すっぽりと覆われてしまう。
「ひやぁっ、あ、ああっ」
久しぶりの他人の手の感覚に、眩暈がするほど高揚する。
「ああっ、あ、あか…ん、そ…んな、したら……すぐ、出ちゃ…はあっっ」
激しい快感に先端からいやらしい液がとろとろと、とめどなく零れ落ちて、長い指にしごかれるたびにぬちゃぬちゃと耳を塞ぎたくなるような卑猥な音を響かせた。
「いや、いややっ…はると…、はるとっ」
「ユウさん…?」
「なんか言うて……、温人、……こわい……っ」
ほとんど泣きそうなかすれ声でちいさく言うと、勇士郎の手の中のモノがグンと肥大した。
「あっ、おっきなっ、…はると、……はる…な、なあ、……ちゃんと、きもちええ……?」
「ユウさん……かわいすぎる、……ぅッ」
温人がたまらないといった様子で低くうめき、勇士郎の腰を片手でぐっと引き寄せると、互いのモノを擦り合わせるように激しく腰を動かした。
「あああーーっ、やっ、あ、ぁっ、はっ、はるっ、も、も、あかん、イく…出ちゃ…出ちゃ…――ッ」
「ッ……ユウさん…っ」
頭の中が真っ白に弾けた瞬間、どぷりと大量の生温かい汁が、ふたりの手の中に吐き出された。
「ぁ……あ………」
激しい快感の余韻に勇士郎はぶるりと身を震わせる。温人はヘッドボードの棚に置かれたティッシュに手を伸ばし、重ねたそれで二人の濡れた手と脚の間を拭った。
「ぁ…んっ」
温人の手つきは優しかったが、まだ敏感なままの勇士郎のそこは、ほんの少しの刺激にさえ反応してしまう。
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