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それは、中学二年生の時。
いつものように優子ちゃんと、この店に来る約束をした。
その時、明香里という子も行きたいというので、三人で来た事があった。
彼女もこの店が気に入ったようで、一人でも来るようになっていた。
しかし、ある日突然に彼女は行方不明になった。
両親は警察に捜索願を出したけど、未だに見つかっていない。
ある時、私は一人でこの店に来て、いつものようにミルクティーを飲んでいた。
そして、今日と同じくトイレに行った後、この部屋にたどり着いた。
あの時、この椅子に座っていたのは、まさしく明香里ちゃんだった。
彼女は目隠しされながら、ヨダレを垂らし笑っていた。
私は彼女の手を取って、逃げようとしたその時……。
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