捕らわれの姫

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メタボ「聞け!!さっきのは言い間違いだ!!俺は…」 俺「ぎゃあぁぁあぁあ!!!!」 俺は全くメタボの説明を聞こうとしていない。もっともこのシチュエーションでは誰でも落ち着いては居られないだろう。 俺はメタボの太い腕を振りほどこうと必死に暴れた。しかし。 俺「何これ!?この脂肪の尋常じゃないパワーは何!?全ッ然ほどけないィ!!!!」 メタボ「…誰だって間違いはあるだろ!?本当にたまたま…」 メタボのパワーは相当なものだった。窓から入ってくる日光が、寂しげなメタボの頭のてっぺんを輝かせる。 俺「日の出…?」 逆光で、肉に埋もれた18禁クラスのセクハラ顔が見えにくくなっているのはありがたい。 暑い。臭い。重い。 無理だ死ぬ。 俺は疲弊しきっていた。
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