捕らわれの姫

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腹ごしらえは完了した。後はトラブルが起きる前に脱出しなければ…。 ホラー「ゥフッ…その腕…フフッ…手当てして…フフッ…クッ…あげて…プッ…ククッ…も良い…ウッフフッ…わよ?…フフッ…。」 俺「…あ~、この腕の手当てですか?」 笑い声の方が本文より多いってどういうことだ。失礼極まりない。そんなに血が嬉しいのか? 俺はちょっと冷めつつあった。 ホラー「今ならサービスで200円よ…。」 いや、金取るんかいッ!! 俺「結構です。」 とにかく、脱出せねば!!そのことで頭はいっぱいだった。
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