捕らわれの姫

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ホラー「フフッ…似合ってるわよ…プッ…ククッ…!!」 俺「…何がそんなにおかしいんだァ!!お前が着せたんだろ!?」 遂に俺はキレた。 ホラー「フフ…着ぐるみの口のところに、中身が外を見る為に付いてる穴が…ククッ…おかしくて…。」 俺「うん…そぉ?何でそんなにウケられるの?こんなくだらないことで。」 煮えたぎった心も一瞬で冷めてしまう程、ホラー女の笑いのセンスは分からなかった。 そしてうすうす感づいてはいたが、『中身』という発言から、俺が人間扱いされていないことを確信した。
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