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「うぅ~ん、朝か・・・うあー、よく寝た。」
伸びをしながらベッドから起き上がる。
異世界に来てひと月がたつ、大分この生活にも慣れてきた。
ある日、私は神様の前にいた。
「やあ!こんにちは。」
ニコニコしている超絶イケメン
金色の髪に金色の瞳、なんともキラキラしたイケメンだろう。
ただ、カーテンを巻いている様な格好が何ともザンネンだ。
「で、イキナリなんだけど君、今とは違う世界に行かないかい?」
ザンネンなイケメンが私の顔を覗き込みながらザンネンな事を言う。
格好もザンネンなら頭の中もザンネンらしい、もったいない事だ。
「・・・・・はっ?」
「君ね、今の世界にいても幸せにはなれ無いよ。だって女神の呪いが掛かってるからね。」
「はい?」
「だからね、呪いを外して女神の手の出せ無い世界に行かないかなぁって。」
「・・・えっ?」
「俺、あの女神大っ嫌いなんだよね。」
意味が分からない
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