ハロウィン前夜のお話

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ハロウィン前夜のお話

一年前のハロウィン前辺りから、俺は叶にイタズラを色々してきたと思う。 それまで俺はイタズラとかするような『男』じゃなかったんだよね。 というか……『乾いた、つまんない男』だったんじゃないかな。 『愛する大切な叶』の存在を手に入れてから、俺の人生に鮮やかな色がついた。 日々の生活にも『潤い』を感じるようになった。 それは確実だと俺は思うようになったのが、ホントに去年のハロウィンからだからで、あんなに必死だったのも……今考えると懐かしい気がする。 だから今年のハロウィンは、それ以上に楽しみたい気持ちで俺はいっぱいだ。
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