あんまり、覚えてない
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努力虚しく元気に自己主張した私の腹の虫。店員さんは明らかに笑っていたが、口に手を当てて耐えようとしてくれていた。 「っく、っ、ふふ、す、すみませ、っ」 「い、え、その……こっちこそ、すみません、なんか、ほんとに、えーっと」 顔、真っ赤だ。確実に。 店員さんはパンの包装を一旦やめて、目尻を下げたまま言った。 「良かったら、ここで食べて行きませんか」
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