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クルリと、男が背中側に首を回して、もう一人の男に声を掛けた。
.....いない。
よく見ると、ドアが少し開いている。
「...んだよっ。どこ行きやがった...。まぁいい、俺一人で楽しむとしよう。」
「いっ...いやぁっ!!」
容赦のない男の手が、私の胸に触れた。
「やめてっ!お願いっ!!」
ナイフがエプロンを無惨に切り裂いていく。
「いやっ!いやぁっ!!」
「いい声だ。...ほら、もうシャツ一枚になった。ボタンはどうしようか?一個ずつ外してやろうか?...それとも、一気にナイフで切られたいか?」
「やっ!やめてっ!!離してっ!!...お願いっ!!」
手首の縄を解こうともがいても、強く締まっていくだけで逆効果だった。
それどころか、動いたことで破れた服がどんどんはだけていく。
「...んっ!!」
ぐいっと、顎を掴まれて無理やり男と目を合わせられた。
血走った目は、常軌を逸しているようにしか見えない。
「あぁ、そうか。少しずつ辱められるのが好きなんだな。だが、よく覚えておけ。そんな顔でやめろと言われても、男にはもっとしてぇ~としか聞こえないんだ。」
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