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「やめてっ!!だめよっ!!」
その光景に思わずゾッとして、瞬間的に私は叫んだ。
いくら私のためとはいえ、ルイに人を殺めるようなことはして欲しくなんかない!
「“ まだ ”ってことは、その気満々でしたってことだろう?...充分、罪に値するよ。」
「だめ──っ!!」
私が叫んだその瞬間、ルイは引き金を引いた。
男の身体が、まるでスロー再生を見ているみたいに、ゆっくりとベッドから転げ落ちていく。
「あぁ...なんてことを...。」
耳に残る銃声がとても恐ろしくて、私はルイと、床に転がっている男から目を逸らした。
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