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「ぬ、け、いやだ」
「抜いていいのか?」
「だから、抜けって、あ、あ」
指がぐりっと柔らかい部分に触れ、永凛は思わず声を漏らした。こんな、女みたいな声、出してたまるか。そう思い、唇を噛んで必死に声をこらえる。清明は、永凛の性器に目を落とした。
「勃っている」
清明の指先が、性器の先端を突いた。
「さわ、る、な」
「きちんと洗っていないだろう。ここにカスが溜まっている」
「ん、ん、あ」
ぐりぐり先端をいじられて、永凛は声を漏らす。
「おまえのような汚らしい者は初めてだ……触るのも不快だな」
だから触るなというのに、清明は永凛の性器を執拗にいじる。と同時に、後孔をぐちゅぐちゅ弄られた。
「あ、あ、っ……」
永凛の後孔から、とろとろしたものがこぼれ落ちる。性器には先走りが滲んでいた。乳首が痛いくらいに立ち上がっているのがわかる。おかしい。こんなのは。男に触られて、尻をいじられてこんな風になるなんて。
清明は指を引き抜いて、ぺろりとなめる。そうして、目を細めた。
「腐ってもオメガか。いやらしい匂いだ」
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