凌辱

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 逃れようとしても、永凛の中は清明のものにぴたりと吸い付いている。 「残念だが、一度挿れたら出すまで抜けない……ノッティングというんだ」 「なんだよ、それ……やだ、ぬけ、抜けよ」  恐ろしさに身体が震えた。清明のものは質量を保って、永凛を犯す。 「あ、あ、あ」  永凛の声は山中に甘く、高く響く。 「もう、出る……しっかり受け止めろ」 「な、いや、だ、あっ」  清明のものが、永凛の狭胴内で脈動した。 「や、あ、あっ」  次の瞬間、なかにどくどく熱いものが溢れ出した。ものすごい量だ。頭の奥がチカチカして、身体中が熱くなる。 「あ……っ、や、あ」  清明はしばらくリンエイの中にいたが、ゆっくり抜け出ていく。 「ん」  永凛の後孔から、とぷりと白濁が流れ落ちた。清明はその白濁を指で搦め捕り、永凛の中に突き入れる。かき回されると、高い声が溢れ出た。 「あ、あ、あ、あっ」 「孕むようたっぷり馴染ませなければ」  白濁がなかを濡らすたびに、頭の奥がちかちかする。腫れた後ろ孔からは、白濁と蜜が混じったものが溢れ出していた。 「……あ、っあ……だめ、も、だめだ」 「ひどい濡れようだ。一回では足りないか」     
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