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「清明、も、いきたい」
「もっとはしたなく強請れ」
「なかに、ください、いっぱい、だして」
永凛の子宮が──男にはあるはずのない器官が疼く。蜜が溢れ出し、女のように濡れる。押し広げられた媚肉が、その奥が、迸りを欲しがっているのだ。
清明が腰を揺すりたてると、永凛の奥が収縮した。達したのに、いけなかった。清明の長い指が、永凛のものに絡みつく。しごき上げられて、こみ上げる。雌の感覚と、雄の感覚が、永凛のなかで暴れまわる。
清明に初めて犯されてからずっとこうだ。戸惑って、嫌なのに、どうしようもなく感じる。もっとという欲が、頭の奥を焼く。
「永凛……もっと、いけ」
清明が最奥を突き、永凛のものを強く擦り上げた。
「あ、あ、っ……ああっ」
永凛は熱い襞のなかに精を受けながら、己の白濁に濡れた。
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