549人が本棚に入れています
本棚に追加
悲鳴混じりの声をあげていたら、棒がからん、と落ちた。
「っぐ、あ……」
永凛ははっとした。愛人のひとりが、おたまじゃくし、もとい精霊に締め上げられている。
「な、あれは……」
永凛の身体が、ぐい、と引き寄せられた。
「!」
背後には、去ったはずの清明が立っていた。
「精霊に見張らせて正解だった。仲良くしろと言っただろう?」
清明は低い声で言う。愛人たちは真っ青になり、
「せ、清明さま、お許しを」
「ああ、許そう。だからさっさと出て行け」
清明はそう言って、永凛の傍にしゃがみ込んだ。
「出せるか? 永凛」
「ん、ん……くる、し」
「力を抜け」
「ん」
清明は永凛の唇を奪い、乳首を撫でた。永凛は自然と唇を開き、瞳を潤ませる。
(口づけって、こんなにきもちいいんだ)
清明は永凛の唇に舌を入れ、そのまま舌を吸い上げる。永凛は身体を震わせ、清明にすがりつく。緩んだ孔から、少しずつ棒が出てきた。
清明は永凛の足を開かせ、耳朶を舐め回し、性器に指を絡める。
愛人たちは、その様子を息を飲んでみている。
「ん……見んじゃ、ねえ、あ」
「さあ、出せ」
「あ、あ、あ」
永凛の後孔から、埋められた棒が徐々に出てくる。恥ずかしい上に苦しくて、余計な力が入ってしまう。清明が囁く。
最初のコメントを投稿しよう!