第1章 なんやかんやの高校生活

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第1章 なんやかんやの高校生活

友達になりましょう宣言から6日 あれからテレビ中継された謎の少女との連絡は取れず、使者も来ずに停戦のまま15日が過ぎ、痺れを切らした人類は敵本陣に使者を向かわせた。 人類の代表。殺されるかもしれないその任務に名乗りを上げる者はいなかった。 選抜され、日本国からその代表が出ることになり1人の一般人が使者として選ばれた。 そして、1週間以内に敵の代表を連れて帰ってくるようにと向かわされたのだったが、1週間過ぎても中々返って来ない。 人類は、やはり油断させて全滅させる気だったのかと、より一層不安を駆り立てた。 使者が帰ってきたのは向かってから、20日過ぎた頃ぐらいだった。 その使者は何故か「僕には無理です」の一点張りで、その理由を聞くと「あのひきこもりを外に出すのは無理です」とのことだった。 その敵将は気分屋で侵略作戦も、「なんか侵略ゲームやってたらリアルでやりたくなった...」との事らしく、侵略してどうのするつもりは無かったらしい。 現在は「日本のアニメ、ゲーム面白い!!!素晴らしい~♪もっと見たい!やりたい!」っと理由で、絶賛ひきこもり中なのだと。 とりあえず、こうなるとテコでも動かないとその兵士達が言っていたので引き返してきた。とこれまでの20日間の話を色々聞いた。 それから、あれやこれやを試しても失敗。 代表が出て来たのは友達になりましょう宣言から1年と4ヶ月過ぎた頃だった。 人類はやっとの思いで、異界から来た軍を統括するクロエと名乗る敵大将と平和条約を結び、敵軍が侵略した土地の返還を求めた。 「土地?いいよ!おっけおっけ!明日には軍を引き実家に帰るつもりだったから~♪」 と、あっさり返ってきた。 「ち・な・み・に、お願いがあるんだけど~、それだけ聞いてもらったら今後気概は加えないから?ね?お願~い?♪」 1つだけと、ついでに結ばれされたのが、異界学校の設立だった。
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