遊園地

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「はい、お疲れ様です!」 係員が、 ロックを解除してまわる。 「返事、 今じゃなくて良いから……。」 と言いながら、 二宮主任は、 私を助け起こしてくれた!? 「な……なんか……手が……。」 安全バーに手が固まったようになってて、 指を開けない!? 二宮主任は、 優しく指を外してくれた!! 「大丈夫?」 両手!! さりげなく握られている!? 「ちょっと、 怖かった……。」 ジェットコースターと、 二宮主任の睨み顔。 「ジェットコースター、 スゴかったよな? ごめんな、 変なときに聞いて。」 私は頷くと、 「さ、 降りないと!!」 二宮主任が、 しっかり手を引いて、 降ろしてくれた。 「あ!! なんか見えにくい!?」 「メガネや貴重品!!」 桂子がロッカーの前で呼んでいる!? 「忘れていた!!」 私は、メガネっ娘だ……。 それだけ動揺していたんだ……。 睨んで……というか、 二宮主任は、 単なる目付きが悪いだけなんだろう……。 だって、 行動が優しい!!
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