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「どうしたの?」
リンさんは着替えの手を止めて私に近づいてきた。
「うん……。」
やっぱり正直に答えるしかないよね。
「ちょっと怖い夢を見て……。」
「最近多いわね。」
「そう……かな?」
「そうよ。」
フワリ
リンさんが私を優しく包み込む。
「え?
あの、リンさん?」
「大丈夫、あたいたちも強くなっているから。
みんなでプロローグに帰ろう。」
なんだか私の心の中を見透かされたようで……。
「うん。」
私は頷く事しかできなかった。
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