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「朝……か。」
携帯のアラームを止める只野。
また朝がやってきた。
体はだるい。
只野はしばらく布団の中でボーッとしていた。
『まさか夢の中で夢を見るとは……。』
しかも、楽しい夢ではない。
只野は直ぐに起きる気にはなれなかった。
只野の頭はすでに覚醒していたが、後味の悪い夢のせいもあり起きる気がわかないのだ。
「お兄ちゃん、朝だよ。」
只野がボーっとして20分がすぎた。
最初のアラームから20分後にセットしてあるアラームが鳴り出したのだ。
流石に子供を起こさないといけない時間だ。
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