第4章 未来像

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  「くすぐったいよ。」 「たまには良いじゃない。 いつもバウクばっかり……。」 ん? それってどういう……。 リンさんは私の頬を舐めながら私を押し倒してくる。 え? ええ? 私は訳が分からずプチパニックを起こしていた。 「ん~、良い香りにゃ。」 え? リンさん今“にゃ“って言った? たしか猫族が“にゃ“って言う時って……発情期? いやいやいや、無いから。 女の子同士だよ。 リンさんは私の胸に顔を埋めて……いや、擦り付けてる? たしかこれって匂いづけ? 「ちょ、リンさんどうしたの?」
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