第4章 未来像

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  「いくらお前が女好きだからって、キュットに手ぇ出すなよ!」 「あら、あたいは可愛い者好きよ。 間違わないで。 じゃ、また後でね~キュット。」 リンさんはそう言うとテントの中に入っていった。 それよりも……。 「バウク、リンさんが女の子好きって……。」 本当なの? 「あれ? キュットは知らなかったのか? アイツの女好きは有名だぜ。」 ええ! 「……し、知らなかった。」 「まぁ、知らない方が幸せだけどな。」 今まで襲われなかったのは、運が良かったって事? 「長旅で女に飢えているのかもな。」 ちょ、他人事みたいに……。
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