第1章 殻
8/9
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/
39ページ
「夢か……。」 只野の鼓動は早い。 手が小刻みに震えている。 頭の中が焦げ臭い。 只野はだるい体を起こした。 枕元に置いてあるペットボトルのお茶に手を伸ばす。 蓋を開けると1口飲んだ。 深呼吸をして息を整える。 只野の鼓動はまだ早いままだ。 頭を抱える只野。 「チクショウ! 何でだよ!!」 小さく叫ぶ。 まだ砂漠の匂いが消えない。 全身で悪夢を拒絶しているのが解る。
/
39ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
1
スターで応援
81
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!