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『単細胞なんですね』
『お前、すげえ生意気。可愛くねえな』
面白くなくてランドセルを母親のベッドに放ると、窓を眺めた。
『そうですか。俺は貴方は可愛いと思いましたけど』
『はあ!?』
『いつも、元気に走り回って、楽しそうで、……可愛いと思いました』
表情は変わらず、淡々としていたがそれは嘘ではないのだと感じで、流星は顔を真っ赤にした。
『お、男に可愛いって、きっも。きっもすぎ。気持ち悪いッ』
その直後、母親から鉄拳を頭に落されたのは言うまでもない。
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