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『看護師はどう? 看護師なら資格を取りながら勉強できるし、卒業後はうちの病院に就職できるよ』
『うっせーな! 俺に構うな。迷惑なんだよ。気持ち悪い』
睨みつけた後、俊也は呆然としていたが流星は舌うちした。
『お前みたいな優等生ちゃんが、俺の気持ちなんか分かるわけねえんだから』
散々拒絶したはずだったが、俊也は傷つくことなくけろっとした表情で跳ねのけた。
『わからないけど、知りたいし離れたくないから傍にいるよ。俺、何を言われても、関わり続けるから』
跳ねのけられてそう言われ、それ以上は何も言えなかった。
ただ俊也は本当にそのまま、流星に付き纏った。
『毛並みの違う舎弟がいるのね』
漸く店長に出会えて環境が落ちついた流星は、また面倒くさそうな、うざったそうな顔をしながらも俊也のことを嫌がらず付かず離れずの関係に保っていた。
『犬かなにかと思うことにする』
『あら、彼は人間なんじゃないの』
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