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『い、いい加減、抜けよ』
上にあげたままの腕は、とっくに痺れて感覚を無くしている。それなのに何度も擦られた股は擦れて痛くてひりひりと悲鳴をあげている。
『聞いてるのか、俊也!』
怒鳴りつけると、口を手で覆い隠された。そして抱き抱えられると俊也の上に繋がったまま乗っかる。自分の体重で更に奥へと侵入されて目を瞑る。
『――んんっ……んっ』
もう俊也の形を覚えてしまった自分の後ろの窄みは、痛みはないが、動くたびにぐちょぐちょと卑猥な音を鳴らす。
舐められ舌や指で転がされた乳首は、赤く尖りとろりと糸をひいて濡れている。抱き抱えられ、俊也の胸に乳首が当たる度に、ピリピリとした痛みが襲った。
腰を下から動かされた瞬間、繋がった部分から中に出されたものが泡立ってあふれ出た。
その音に、何かが壊れた。
へらりと笑い、その零れ布団を濡らすものを見て吹き出した。
『うっ。ひっ、ック……』
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