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「おはよーう。起きた?」
夢から覚めた流星の前に、朝ご飯を買ってきた俊也の姿が映る。
「今、何か夢でも見ていたの? なんか笑ってたけど」
テーブルの上にサンドイッチやおにぎりを乗せながら、不思議そうな顔で俊也が笑う。
「冷蔵庫の中に何もなかったから、買って来ちゃった。お腹空いたろ?」
ん?と気づがしげに首を傾げて覗きこまれる。優しく甘い、恋人。
「ああ。でもその前に」
屈んた俊也に口づけを落とすと、真っ赤になった俊也が泣きそうな顔で抱き返した。
Fin
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