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「っあん……」
私の反応に満足そうにふっと笑いをひとつ零すと、ブルータスは長い舌先で割れ目を丹念に舐め上げ始めた。「ぅんっ……あ、あ……」と、私は言葉にならない断続的な喘ぎ声を上げ、ブルータスの頭のもじゃもじゃを引っ張る。そんな悪戯を気にすることもなく、ブルータスの舌遣いはどんどん激しく、大胆になっていった。
「あ……あっ! そんなっ! ……こじ開けないで……っ」
ブルータスの分厚い舌が、私の中ににゅるりと進入してくる。自分の奥から、どんどん蜜が溢れ出て来る感覚があった。きっとブルータスの顔を汚してしまっているだろう。ブルータスの舌はどんどん奥へと指し込まれていった。凄く長いし、凄い存在感だ。
「ひんっ!!」
舌が私の中で蠢き、じゅるじゅるっと音を立てて蜜を吸い上げる音がする。ブルータスの指が、私の敏感な場所に触れて、そこを意地悪く弾いた時、私の身体は自然と弓なりに反った。びくんっと快感が背中を駆け上がる。
ブルータスは中に埋め込んでいた舌を引き抜くと、もう一度蜜をすすってから、「軽く、達したな」とそれは嬉しそうに呟いた。青い双眸が、黒い茂みの奥から私を覗き込んでくる。目が合うと、ブルータスは不適に笑った。
「あぁ……。カナはなんて可愛らしいのだろう……。私のためにこれまで処女でいてくれたとは……。神に感謝せねばな」
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