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私のがお兄ちゃんを理解しているのに…と。
お兄ちゃんは馬鹿だけど、馬鹿の分だけ思いが強い。
こうと決めたら絶対曲げない。
戦うと…守ると決めた物に対しては、それこそ死ぬまで守ってくれるだろう。
実際、私やお母さんを守る為に、何度も大きな怪我をしている。
それでもお兄ちゃんは、私やお母さんに笑顔を見せてくれる。
『俺は大丈夫。』と…
そんな馬鹿なお兄ちゃんを支えるのは、今は私の役目だけど、いつか千尋さんに私の役目を奪われる日が来そうで怖い。
その時、私はどうしたら良いのか…
私にも、千尋さんのように、お兄ちゃんのような人が現れてくれるのだろうか…
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