新しい生活

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 遠くで鳥の声。  そして、けたたましい、『ジリリリーン!』と目覚まし時計の音が鳴り響く。  あー眠いよ~あと少し寝よう。  あーよく眠れた。何時かな?と目覚まし時計を見ると、  「えー11時~」仕事が始まっているよ~  「お母さん! なんで起こしてくれないの~」  と、飛び起きる!  あ!そうだった。母は、いない。わたしは、ひとり暮らしだったんだ。  布団の上で愕然とわたしは丸まる。  職場に、言い訳の電話を架ける。頭が痛いと、休むことにした。あーお給料が~  昨日嬉しくて、遅くまで起きていたのが悪かったんだ。
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