序章 怪人赤マントの伝説

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さて 私は 今回の事件の現場である神州 姫樹平へ着いたのだが あたし 天眸 杏子は 今回の事件の捜査拠点となる 魁神社へと 荷を下ろしては 神務庁への連絡を「宮さん 天眸です。姫樹平 魁神社へ着きました そこで報告です 先の紫の着物の婆事件で一緒に行動した丑宮高校の元級友たちと遭遇しましたが これから先 おそらく 関わってきそうな予感がしますが いかがいたしましょう?」 「なるほどの あやつらは 一度接触を持った人間に固執する習性があつるからな ならば 彼らと 再び仲間となり 行動を共にするようにしてくれ」 「了解です っつうか 宮さん またあたしに女子高生に成れって言うんですかぁ これでも 恥じらう心はあるんですけどねぇ」 「なあに まだまだ 現役でイケるんじゃないのとか(笑)」 「宮さん それセクハラ いやパワハラですよ!」 「まあ 冗談はさておいて 今度の紅マントは 前回女性刑事を襲ったばかりに 失敗をしたため 下の世代をターゲットにしているので 致し方ないんだ すまんが よろしく頼む」 「わかりましたよ では 早速 彼女たちと連絡をとってみます」 と言うや いやいやながらも 制服を纏っている 天眸 杏子 下手すれば 女子高生よりも女子中学生にも見えてしまう幼い感じが漂っているも。。。。。。。 これは 彼女の霊能力のひとつで 若々らしさを 保っているのだが。 が 元々 背丈もちっこくて 胸もなく 童顔なのは 致し方ないわけで(笑) 自分でも これは 仕方ないと思っています さて  天眸 杏子 自身 JK になりきっては LIONで 丑宮高校の磯谷 真理亜に連絡をとっては 早速 遊びに行くことにして 原付バイクで 彼女らの 別荘っつうか コテージへと向かいました これから まさか 天眸 杏子が あの紅マントの怪人と出くわすとは思いもよらずに 魁神社近くのコンビニで お菓子など 買い込んでは デイバックに積めて 出発 した時間 午後四時少し過ぎ 夏の日差しは まだまだ 明るくて 暑さが少しだけ和らいで来たところ さすがに避暑地だけに 林のなかを心地いい風が抜けて行きます  
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