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「たっだいまー」
パンダがほかほか笑顔でふんわり白く湯気立つ袋をたくさんひっさげてサラの元へ。
「……なんか多くない?」
「気のせいだよ」
そのまま二人で寒空の公園へ。
「はい、サラの分♪」
ほかほか湯気立つ容器が入った袋を手渡す。
「……肉まんは?」
「は?肉まんはワテのオヤツだし」
恨めしそうなジと目で見つめるサラに、真顔で答えるパンダ。
「2個あんじゃん」
「肉まんをチッパイにつけても微乳のままで美乳にならないよ?」
「喧しい!するか!1個寄越せ!」
「だめだ!サラの分はそっちだ!」
バチバチと火花を散らしながら肉まん争奪戦が勃発。
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