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「あ、いたいた!パンダちゃーん♪」
そこへカメラを構えた狼さんな、ローが来た。
「ゲッ!出た!」
「あ、ローだ♪いらっしゃぁい♪」
露骨に嫌そうな顔をするサラと、笑顔で手招きをするパンダ。
ぎゅう~っ
「……はぁぁぁ。寒い日にはこのもふもふが堪んないね~♪あれ?パンダちゃんいつもより体温高い?」
出会い頭さっそくもふもふ。
パンダの体温はいつもよりちょと高め。
「うん、乳の間にカイロ置いてたから」
「肉まん抱えとるからじゃないんかい!」
パンダがもふもふを手探りカイロを出す。
サラが即座につっこむ。
「カイロって乳の上に置かないの?」
「喧嘩売っとんのか!」
「お!カイロ談義で喧嘩勃発?シャッターチャンス♪」
サラの蹄が構えの体勢。
ローはカメラを構える。
パンダはカラシを片手に肉まんを食べる準備。
「チッ!ローがいなけりゃミズキンダの腐った性根を叩き直してやるのに!」
「えー、俺に気を遣わなくていいのに~♪」
ぬりぬり
もぐもぐ
我関せず。
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