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昼食の時間だってまともに取れない事も当たり前にあった。
昼食を食べようとしてすぐにレストランのオーダーが入ったりして10分くらいで切り上げることも普通にあった。
そんな生活をしばらく続けていたら、
身体は正直に、ガタが出てくる。
…でも、こんな事でヘコタレてたら駄目だ!
頑張れ!!甘えるな!!立ち上がれ、希菜子!!
給料は毎月手取りで13万円。
そこに、残業代などの記載はない。
それは、私が覚えるために残業してるから、
残業に含まれないということなのだろうか。
「休憩もなしに1日に15時間も働かせておいて、残業代も出ないなんて、ブラックじゃない?」
なんてまた父親は懲りずにいう。
それでも、私は、覚えるために残ってるんだから、残業ではない。と言った。
「そんなの理由になるかよ!休憩だって、法律で取らなきゃならないって決められてるんだよ!?
それなのに、おかしいよ!!こんな会社、辞めた方がいいって!!」
「うるさい!!私が好きでやってるだから父さんは口を挟まないで!!」
疲れてるからか、感情制限が効かない。
それでも、自分がやってることを否定されて、
悔しかった。
親は子供の気持ちは解らないからね。
所詮は、他人事なんだよね。
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