止まらなかった

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咄嗟に隠れ覗いてみると聖子の隣にかなりイケメンの男が立っていた。 誰だろうと様子を伺っていると腕を組みデレデレしてる聖子の態度で彼氏だと分かった。 かなりイケメンだった。どうせお金持ちの彼なんだろう。清潔感があり性格も良さそう。 彼は昔、聖子がいじめっ子だなんて事知らないんだろう。言いふらしたいぐらいだ。 そんな事は出来ないが。 腹が立つ。私をいじめたくせに自分は楽しそうに暮らしているなんて。許さない。 ただ一つ、聖子はかなり肌が荒れていて両頬が赤いブツブツだらけだ。 ざまあみろ。まあそれでもムカつく。 ねえ、私をいじめてた事覚えてんの? そう言えばあの時、私の気に入ってる靴を燃やされた事があったわ。覚えてるのかな?
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