止まらなかった

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聖子の家は広い門を潜ってからも少し歩いてようやく玄関だ。 「ご立派な家ね」 私はそう呟くと勝手に門を潜り先程スーパーで買ったライターを庭の木に付けてみる。 どんどんと火が舞い上がり煙が出てきたとこで私は門を出た。 後ろから「キャー」とか「消火器持ってきてー」など聞こえる。 家が燃える事はないだろう。その前に消防署が来て火は消される。
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