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それから聖子は中学は父の仕事の都合で引っ越し会わなかった。
このいじめのせいか私は“お金持ちになる”と言う執着心が芽生えだしてしまっていた。
高校を卒業後大学には行かず服屋に勤務することになる。
ショップ店員だと服に気を使わなければならなかったがお洒落は楽しい。
その帰り声を掛けられた。
「こんにちは、ちょっといいかな?」
イケメンスーツのお兄さんだった。
「仕事探してない?三、四時間ぐらい仕事帰りに働かない?キャバクラなんだけどね。君可愛いから」
私は始めての事で戸惑う。
「あ、じゃあさ。店チラッと見てみない?ホント見るだけ」
「…そ、そうですね」
そして店に入るとテレビなんかで見るキャバクラの光景そのまんまだった。
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