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だが、後悔はしない。するものか。
心を強くもて。……強くな。
俺は自分に、そう言い聞かせた。
――そして。
「終わったよ」
俺は、ちらり。
銃の始末をしながら、かたわらにいる金髪少女に目をやった。
「う、うん……」
少女は、事態をようやく飲み込めたのか、小さくうなずく。
俺は、努めて優しく――セリフを選びながら、声をかけた。
「君は、その。……どうしてこんなところにいるんだ?」
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