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・早合 3
・小型土鍋 1
・米 15
・鉛弾 49
・漆 7
・紙 7
・硝石 5
・硫黄 1
買い物を終えた俺たちは、『もちづきや』に戻った。
「いろいろ買ったが、硝石がいちばん高かったな」
滝川さんが言うと、カンナが横から、
「火薬の原料やけん。もっとも、あれでもずいぶん安売りされとると思うばい。……滝川さんこそ、変わったひととお知り合いやねえ」
「まあ、オレもオレでいろいろ経験しているからな」
「そういえば滝川さんって、銃とか忍術ってどこで勉強したん? 独学やなかよね?」
「ん? うん、まあ。……なんていうか、若いころにかじっただけさ」
滝川さんは、目をそらしながら言った。
うーん、やっぱり滝川さんって過去になにかあったのかな。
あまり触れられたくなさそうな空気だったので、俺はその話題を口にしなかった。
カンナも、もう尋ねない。
……そんな雰囲気を変えるためではないけれど、
「それじゃ、火薬を作ろう」
と、俺は言った。
小型土鍋を、床の上に置く。
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