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・漆 7
・紙 7
・黒色火薬 7
素材を消費して、黒色火薬7を作った。
ごくわずかに余った、1にも満たない量の火薬は、ひとまず袋に入れた。
鉄砲を撃つときなどに使うこともあるだろう。これは商品じゃなくて装備にしよう。
そして、本番はここから。そう、早合作りだ。
俺は滝川さんに早合作りを教えつつ、自分の分も作っていく。
「早合の欠点は、湿気に弱いことです。紙が湿ったらそれで終わりですから」
「そうだな、火薬も湿ったら台無しになるからな。……そうか、紙に漆を塗っているのは湿気を防ぐためなのか」
「さすがは滝川さん、その通りです。だから早合は水や湿気を防ぐ容器に入れなければなりません」
滝川さんは、さすがに手先も器用で飲み込みが早く、すぐに早合の作り方をマスターした。
さらにカンナも、俺たちの仕事を手伝いながら、鉄砲の扱いを覚えていった。
そんな日々が、10日続き――
俺たちは、早合50を完成させた。
《山田弥五郎俊明 銭 742文》
<最終目標 5000貫を貯める>
<直近目標 佐々成政に早合50を売る>
商品 ・火縄銃 1
・陶器 3
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