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第1話 のほほん両親から生まれた僕
早産で産まれた僕
産まれて数か月はあまりに早く生まれたため誰もが助からないと思ったそうだ。
何度も危篤になり心臓が止まりかけたりしたけど
僕の心臓はとっても頑張ったらしい
何度も何度も頑張ってくれた だから
危機を乗り越えて退院できた
αのじいさまが「この子はαの可能性があるな、Ωやβだとまず生き延びるのは無理だろう」
たしかにその可能性は高いと思われたけど
いつまでたっても僕は小さいままで風邪もよくひいてとても弱い
もしかしてΩ?β?と思われはじめた、、、
血液検査をすると毎回 βの反応は出ないけどそのかわり
αだったりΩだったりとぎりぎりの数値が出てくる
数値が微妙すぎてあいまいなまま、
その時、両親はすごく珍しい事なのにこれ以上小さな赤ん坊に色々と検査するのはかわいそう
思春期になったらはっきり出るだろうし
体が弱いけど生きて育ってくれてるんだから!とそれ以上の検査を拒否して
「大人になって結婚式の時に笑い話にできるといいねぇ~」などと笑いあって
どちらの性でも気にしないことにしたらしい
能天気だね!
でもそのおかげて小さいころはなにも気にしないですんで助かったったよ。
1年後に妹ができた
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