episode226 夢のつづき

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お仕置きの最中の微笑みは あなたの趣味じゃないかもしれない。 「僕に夢中になった男は勝手に身を滅ぼすんだ!」 だけど最高にそそるだろ? 「王座から転がり落ちることだってあるさ」 他の誰でもないあなたに。 あなたに話しかけてるんだから――。 「出て来いよ……そこから引き摺り下ろしてやる」 僕が小声でそう洩らすと まずいと思ったか。 「ごたごた言ってんじゃねえ!」 「んあっ……!」 大男がまたもや僕の頭を抑え込み 開かれた蕾の中に刑事は媚薬を塗った指を乱暴に突き立てた。 「後ろ手に手錠をかけたまま牢屋に戻してやれ――」 その夜。 「ヒッ……アアッ……助けてっ……」 冷たい鉄格子の中 敵わぬ快感に悶え苦しむ僕の前に 「どうした?手を貸してやろうか?」 ついに姿を現した。 「それとも一思いに楽にして欲しいか?ん?」 真夜中の面会者が――。
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