赤い「とり」

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一週間後の放課後、僕は、友達と二人、「友樹 共也」、「紅葉 唯」とスマホのゲームをしながら遊んでいた。すると「共也」が「あのさ、突然なんだけどさ、三日前くらいに、赤い『とり』を木の陰で見たんだけど俺死ぬのかな?ww」と冗談気味た声で言ってきた。 唯が「死ぬんじゃない?ww」と冗談気味に答えた。僕はあえて何にも答えなかった。 そのまま、その日は「じゃねー」と言い、解散した。 五日後、珍しく「共也」が学校を休んだ。 僕は心配したので共也の住む「すすきの」に、お見舞いに行った。 僕は共也の母に電話をかけ、了承を得た。どうやら、母から聞くと、「共也」は酷い頭痛に見舞われているらしい。 僕は近くのケーキ屋さんのカップケーキを買って、そそくさと向かった。
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