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3人で歩んでいこう。
そう決めた日から数日。
彼女との言い合いも少なかった。
でも
まだ彼女の親御さんには認めてもらえていない。
それは変わらぬ事実であった。
しばらくの間
親御さんも不安があったこともあって
事あるたびに電話をかけて来ていた。
今は諦めたほうがいい。
下ろすのも一つの手。
そんな内容の電話がかかってきていた。
中には彼女の学校の件などもあったが
大半を占めるのがその話。
笑琉:学校はどうだった?
彼女:まぁまぁかな。
笑琉:そっか。
そんな
相槌で終わるような話ばかりしていた日々。
一番の理由は
彼女を信用していない私が悪いのだと思っていた。
私に一言もなしに決めた一度の過ち。
そのことが気がかりで
深い話はなるべく避けていた。
そんなある日。
彼女が親御さんと電話で話したというのを聞いた。
それが大きな喧嘩になるとは思ってもいなかった。
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